Intelligence Perspective
台湾企業との取引トラブル、
弁護士に頼む前にすべきこと
台湾の取引先から入金がない。連絡が取れなくなった。契約内容と異なる対応をされている。こうした状況に直面した日本企業が、最初に頼るのは弁護士であることが多い。しかし、クロスボーダーのビジネストラブルにおいて、法的手続きだけで解決できるケースは限られている。弁護士が動く前に、あるいは動きながら並行して、やるべきことがある。
台湾ビジネストラブルの実態
台湾は日本企業にとって重要なビジネスパートナーだ。しかし取引が増えるほど、トラブルも増える。よくあるケースは以下の通りだ:
- 商品・サービスを提供したが代金が支払われない
- 契約した担当者・会社が突然連絡を絶った
- 法人登記は存在するが、実態が伴っていない
- 紹介を通じた取引で、相手の素性が不明だった
- 資産があるはずなのに「支払えない」と言われている
こうしたケースに共通するのは、相手の実態が最初から十分に確認されていなかったという点だ。
なぜ弁護士・一般調査会社では限界があるか
台湾での法的手続きは、現地の弁護士を立てても時間と費用がかかる。そして何より、法的手続きが有効に機能するためには「相手に回収できる資産がある」という前提が必要だ。
資産がどこにあるか分からなければ、判決を取っても回収できない。
一般的な調査会社が提供するのは、登記情報・信用情報・公開データベースの照合だ。これは「卓上調査」であり、相手が意図的に資産を隠している場合や、表に出ていない関連先に資産を移している場合には対応できない。
TGIが取れる情報
TGIはUIC(台湾)との連携により、一般的な調査会社では入手できない情報にアクセスできる。
- 資産調査:不動産・預金・事業資産の実態把握
- 関連先調査:資産移転先となり得る関連法人・個人の特定
- 経営者の実態確認:居所・行動パターン・関係者ネットワーク
- 取引実態の検証:契約内容と実務運営の乖離確認
- 現地実地確認:オフィス・拠点・倉庫等の現地訪問による実態把握
これらは登記簿や信用データベースには載らない情報だ。現地に実際に入って動けるネットワークがあるかどうかが、情報の質を決める。
現地・実地調査でしか分からないこと
台湾での調査において、現地に入ることで初めて見えてくる情報がある。
オフィスが実際に稼働しているか。そこに人がいるか。看板はあるが実態のないペーパーカンパニーではないか。経営者は実際にそこにいるのか。これらは、どんなデータベースにも載っていない。
また、現地の人間関係・業界ネットワークを通じて得られる情報は、書面には残らない。しかし意思決定において極めて重要な情報源となることが多い。
卓上調査はあくまでスタート地点だ。トラブル案件において本当に必要な情報は、現地で動いて初めて得られる。
まず相談を
台湾企業との取引トラブルを抱えている場合、何から手をつければいいか分からないことも多い。弁護士に相談する前に、あるいは並行して、相手の実態と資産状況を把握することが、その後の対応方針を決める上で不可欠だ。
TGIへの相談は、情報収集の段階から可能だ。まず状況を整理し、何が確認できていて何が不明なのかを明らかにすることから始める。
各調査領域の詳細については、以下のページをご確認ください。
調査・分析・検証を統合したインテリジェンス
現地調査・企業調査・デューデリジェンスを一体化し、意思決定に必要な情報を構造的に提供します。
Trust Global Intelligence
E-mail : contact@tgi-intel.com
